Reina, 田ノ岡三郎

山本達久

林栄一

太田惠資, 斎藤ネコ

府馬和歌子, 高木潤一

廣木光一, 有明のぶ子

『8rue Muller』と下北沢の路地
Reina (vo, vln, p)
田ノ岡三郎 (acco)

レイナが研鑽を積んだ若き日々のパリ・ピガールの路地で出会い、今を生きるシモキタの路地で幾度かの再会する二人。

独り春一番
山本達久（ds, perc, electronics） ソロ

人、世間の愛欲の中に在りて、独り生まれ、独り死し、独り去り、独り来る。これ「無量寿経」の教え、一発かまします。

修二会
林栄一 (sax) ソロ

二月堂で営まれる＜お水取り＞には、先立つ宵に籠松明を振り回す＜お松明＞の火の粉の法会があり、水と火の競演なり。

『ハナシガイ』Vol.41
太田惠資 (vln)
斎藤ネコ (vln)

飲む打つ喋る時々奏すハナシガイ。月も隠れし春宵に、蟄虫は戸を啓き、ぜんまいは綿帽子を脱ぎ、菜虫は蝶と化身する。

彼岸入り
府馬和歌子 (vo)
高木潤一 (g)

マケドニアは国なのか地方なのかギリシャなのか？　アレキサンドロスの世界の火薬庫は世界の歌曲の倉庫でも在るのだ。

涅槃西風
廣木光一 (g)
有明のぶ子 (vibe)

冬の名残の風に寒気が戻るも、雪終わり水温み、桜は未だかと開花を急きて、本格的な春来る前には、彼岸西風の理あり。